もうネタ切れ(お店じゃなく頭の中が?)状態です。
まだまだ紹介していない古い名店もあるのですが、今年はやや宗旨替えで最近できたお店も紹介せねば!
そこで、まずは「元古書店の小さな酒場」神保町バル BILBI(ビルビ)を。

いまやなかなか予約の取れない超人気店となった<アリゴ>の並びに、間口は狭いながらも清潔感のあるカウンター(6〜7席)が目印。
以前は何のお店か、記憶をたどって、確か演劇関係の本がメインの古書店だったことを思い出しました。古書が道路にはみ出さんばかりの印象とは様変わり、若い女性2〜3人で切り盛りしているこじゃれたお店です。
<アリゴ>のランチが休止になって、何とも都合良く隣でランチが!
メニューは「日替わりランチ」そして特製「101時間カレー」の2種類。

ある日の日替わりランチの内容は、カレー風味の鶏肉クリーム煮、卵焼き、ひじき、生野菜、お新香、そしてご飯に味噌汁。彼女たちのイマドキの印象とは裏腹な何とも“正しい定食”です。日頃外食が多く“野菜”と“お袋の味”に餓えた<ガリーズ>も野菜と和風小鉢に感激していました。
カレーはじっくり煮込んであるだけに、コクのある味でした。
好みもあるだろうが個人的にはもう少し辛さが欲しいかな。
店をのぞきカウンターがいっぱいでもあきらめてはいけません。
なんと10人ほど入れるユニークな二階があります(詳しくは体験してのお楽しみ)。
ランチは珈琲、ウーロン茶付きで850円。
<元古書店の小さな酒場>と銘打っているだけに17時からはお酒タイムです。
夜のメニュー、個人的に惹かれるモノをあげれば、自家製レバームース、エビのアヒージョ、カスレ、コク旨トマト肉じゃが、焼きカレー101など。
300円〜900円のプライスも何とも魅力だ。
DRINKはビール、お酒、ハイボール、ワインの定番に、オリジナルの洋なしブランデー、イチジクラムなどもあり、料理ともども作り手の人柄が浮かびます。
多分、席数から夜は予約が確実かと。近々<ガリーズ>全員で押しかける予定です。
(綾)
<じんぼうちょう余談>
「おいしい神保町ブログ」を開始して足かけ四年。
某国の総理のように神保町も変わるのです。
紹介後に閉店、移転、もしくは1月末時点で改装などしたお店をお知らせしておきます。
山形の味を伝えてくれた「そば切り源四郎」、昼も夜もお世話になった器の素敵だった教育会館地下の「神田赤かぶ ふらい家」、いつも満面の笑顔で迎えてくれた「ビストロJoie」。しょうちか(小学館地下)の愛称で通った「城内蕎麦 さらし奈」、またまた、巨大カボチャの天ぷらで有名な「旬里」は現在改装中?
讃岐うどんの名店「丸香」は一月中旬にリニューアルオープン。
そうそう、まだ未紹介ですが神保町界隈で知らなければ“もぐり”?、カフェテラス「古瀬戸」がギャラリー&カフェにリニューアルしてます。
東京都千代田区神田神保町1-18-8
03-3293-3211
11:30〜14:30、17:30〜23:30/土日祝・休
http://www.facebook.com/balBilbi