土用入りが7月20日(水)で丑の日が7月21日(木)、8月2日(火)だそうです。
当然、“鰻”となりますね。
当日は会社近くの<なかや>、<今荘>は毎年長蛇の列です。時季になると某丼やさんにも、格安の鰻丼が登場します。いつの時代からこんなになったのでしょうか?
そういえば幼少のみぎり、赤貧洗うがごとしの生活を地方で送っていたので、鰻には縁がなかったな?
確かおふくろが「土用の丑の日は、“う”のつく物を食べればよいのよ」とうしの肉をホンのちょっぴり家族六人で食べ、母親はうどんを食べていた記憶が。父親の心境や如何に!
なんか話が時代がかってきてしまいました。
いずれにしろ日本橋、神田界隈は昔から鰻の名店が多いところです。この際は、ちょっとはり込んで“鰻重”を!
会社からちょっと遠いので、元看板娘健在の<なかや>、先の地震で被災して完全復活した看板建築<今荘>ほど頻度はありませんが、老舗<寿々喜>(すずき)を紹介。

場所は駿河台下交差点を背にして錦町河岸方面に向かった左側の地下1F。「うなぎ蒲焼き」の幟旗が目印。目立ちます。
店内に入ると<今荘>とは対称的な室内で座敷、テーブル、カウンターもある50席を越えるお店。
創作?和服を着たお姉様?がお出向かいで、ちょっと財布の中身を想像したりして。
大丈夫です。
主なメニューと値段は、うな重2,205円、2,415円/かさね重2,730円/特上かさね重3,360円/蒲焼2,520円などです。
当然にも焼き鳥、とりわさ、白焼、うざく、お刺身、そして茶碗蒸しなどアラカルトも。
絶対お勧めは11時30分から14時までのランチタイムです。
うな重+お吸い物+香の物の三点セットで1,525円。
創業明治42年の老舗(100年)の味が十分に堪能できます。

店内レジ近くの、明治大学と並んだかつてのお店のモノクロ写真は一見の価値ありです。
そう言えば、ガリーズも今までランチうな重ばっかりでした。特上かさね重を拝める日はあるのだろうか? なんて・・・・・!
(綾)
東京都千代田区神田小川町3-3-2 マツシタビルB1F
03-3291-4789
11:30〜14:00、17:00〜21:00(土〜20:00)/日祝・休
URL:http://www.kanda-suzuki.com/pc/index.html