何を隠そうその時代、お金がなく、時間だけは有り余った時期がありました。
当時250円程度で何時間も粘れるのがジャズ喫茶で、よく“哲学する”と称して入り浸っていました。
思いつくまま店を上げれば「デュエット」「MARY JANE」「ブレーキー」「音楽館」「ミンガス」(渋谷)、「ジャンゴ」(池袋)、「サムラ」「DUG」「NEW DUG」(新宿)「いーぐる」(四谷)、「マサコ」(下北沢)。そして旧「PITINN」「アケタの店」などのライブハウスも(半数以上がclose)。
ジャズ喫茶巡りも“脳細胞”の衰えとともに徐々に脚が遠のいてしまいました。
最近は“耳”より“口”が優先され、なんとレコード(CDにあらず)4,000枚強所蔵で、
“世界遺産”的JBLのスピーカーセットをセットした本格JAZZ喫茶&BAR
「JAZZ OLYMPUS!」の超お勧めがなぜか“ランチカレー”なのです。
以前から紹介してれくれた人がいたのですが、ある時『dancyu』のカレー特集号で堂々と表紙を飾ったのを見たのが決め手で、会社からやや遠いのですが、距離など厭わぬ本格 “チキンカレー”のためいそいそと。
よく味のしみたチキンと独特な赤みをおびたやや辛口“赤いチキン・カレー(850円)”が絶品です。
ほかにランチは“ハヤシライス(850円)”があり、辛さが苦手なガリーズIはもっぱらハヤシと+αです。
常連の知人(某編集者)は、昼は「ハヤシ」、夜は「一ノ関ソーセージ」「一ノ関スモーク生ハム」「豆腐よう」などをつまみにシングルモルトウイスキーで大人の時間を満喫しているという噂。
最近、私メも時々、かつての喫茶仲間と二次会などで、半世紀前を思い出してハイボールなど嗜みながら、マル・ウォルドロンのピアノに涙してます。
場所は、駿河台下交差点を須田町に向かい、ビクトリア本店の裏側“お茶の水ホテル昇龍館”の1階です。室内は一昔前のJAZZ喫茶のイメージとはまるで違います。
“味美、音芳、酒良 百聞不如一見”
メニューを見れば、マスターが何者かは、想像できます。
(綾)
東京都千代田区神田小川町3-24
03-3259-0055
http://www7.plala.or.jp/JAZZ-OLYMPUS/
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以前はおでん系の和食やさんでしたが、今は違うお店になっていると思います。
今度通ったら見てみます!
レポート楽しみにしてまーす♪