そして意外と増えることもなく、少ないのが“とんかつ屋”さんかな?
そんな貴重な本格的“とんかつ屋さん”が「かつ村」。

かつて再開発で東京パークタウンができる前にとんかつの「羅生門」があり、自称食通と豪語していたS上司が、 “界隈で一番美味しい”と褒めていました。
それならと足を運んだら
「昨日をもって閉店しました。長い間ご愛顧ありがとう御座います。」の張り紙が!
食べた人の話では、“日本一薄いとんかつ”で“ハムかつ”と見紛うほどだったそうです。
食べられなかったのが良かったのか悪かったのか判断に迷うところです。
「かつ村」の昼時メニューは、日替わり850円(例:海老フライ1本、メンチ一枚、一口かつ一枚)、ロース(特上・上)、ひれ(特上・上)、ミックス、かつ煮と、メニューは通常のとんかつやさんのそれですが、ちょっと揚げ物が?の人はまぐろ刺身定食1050円も。

私の一押しは ロースカツ定食1000円

その厚さと、柔らかさ、そして甘みのある味は、絶対お勧めです。

当然キャベツもたっぷりで、ソースも好みでチョイスでき、当然、ご飯のお代わりも一膳なら無料で可能です。
味噌汁は界隈ベスト3に入る美味しさです。
また、夜

特筆すべきは“百年の孤独”を筆頭に麦焼酎30種超、芋焼酎も“天使の誘惑”をはじめ30種超と思える見事な品揃えです。
日本酒も“十四代(特吟、本丸)”、“黒龍ひやおろし”などもあり“とんかつ屋”さんを越えた充実度です。
界隈で焼酎の品揃えは、「くろぶたきよし」と双璧かも?
お勧めの刺身と軽めの揚げ物、豊富な品揃えの焼酎とでほろ酔い気分は捨てがたいのです。
かつとじ皿定食を注文したい誘惑に駆られるのですが、それはさすがに封印しています。
かつ村は、専修大交差点を背にして、水道橋方面に向かった右側です。
“ガリーズ”食エリアでは、紹介済みの割烹「花家」とともに最北かも。
出前もあります(時間、エリアは要確認)。
そうだ、“とんかつ”と言えば、神保町界隈から外れるが、とんかつ評論もこなす文芸評論家・福田和也氏のご推薦店を参考までに、「勝漫」「やまいち」(いずれも神田須田町)、「はなかつ」(巣鴨)と以前申しておりました。
私も2店舗は制覇しました

(綾)
千代田区西神田2-5-5
03-3261-0239
11:15〜14:00、17:00〜22:00/土日祝・休
タグ:とんかつ
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