2010年09月21日

きゃんどる

茶房きゃんどる
きゃんどる00.jpg

場所は東京パークタワープラザの南側1Fで、「日本野球発祥の地」のモニュメントが斜向かいに見えます。
「ロイヤルホスト」「小諸そば」と言ったちょっぴり派手な店構えの並びで、注意しないと見逃しそうなお店です。

「きゃんどる」は知る人ぞ知る老舗なのです。
昭和初期に開店して、石川淳、三好達治など多くの文人に愛されたと書物で読んだ記憶が。
多分、戦災後の復活は1947と刻まれた木製椅子がそれを物語っていると勝手に想像しています。
きゃんどる04.jpg きゃんどる01.jpg

私がこの喫茶店の存在を知ったのは植草甚一氏を知ってから。
“J・Jおじさん”こと植草甚一氏がこよなく愛した茶店(旧店)です。

J・Jおじさんは神田・神保町あたりの古本屋さんでアメリカの雑誌など物色して、「きゃんどる」で美味しい珈琲とともに戦果の雑誌をめくり至福の時間を送っていたそうです。
一度そのモダンな姿を拝見できなかったのが、神保町オタクとしては残念でしょうがないのですが。

20代に「僕は散歩と雑学がすき」「雨降りだからミステリーでも勉強しよう」「映画がどんどん新しくなってゆく」「コーヒー一杯のジャズ」「知らない本や本屋を探したり読んだり」「ぼくのニューヨーク地図ができるまで」「モダン・ジャズのたのしみ」「ワンダー植草・甚一ランド」「植草甚一コラージュ日記」等・・・・・・・・・・・・・・・、きりがない。
ユニークなタイトルと洗練された内容が、まさに若者のバイブルでした。


珈琲とちょっとしたケーキの茶房だが、物静かなご夫婦(多分)が切り盛りしている店内は白壁と木柱(黒)のコントラストが見事なロッジ風で落ち着けます。
多分この雰囲気が移転前の雰囲気だと思われます。
きゃんどる02.jpg

1947、2002(再開)と刻印された小ぶり木製の椅子が、「ステキー」とは、女性陣の声。
1947製の椅子の一つには、J・Jおじさん椅子があります。(写真参考) 実物を是非ごらんあれ。
きゃんどる03.jpg

男性がこの椅子に座ると、おしゃれになれます。な〜んちゃって(N・Gおじさん)
(綾)


東京都千代田区神田神保町1-103 東京パークタワー1F
03-3291-6303
10:00〜19:00/日祝第1土曜・休


  ※店舗情報は変更になる場合がありますので、事前にご確認のうえご利用ください。

posted by ガリーズ at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 喫茶店 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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