2010年09月10日

キッチン南海

神保町B級グルメと云えば、必ずといっていいほどテレビ・雑誌で紹介される人気の洋食屋さん、キッチン南海

南海00.jpg

すずらん通りで昼時は行列ができるが、各種フライの盛合せで満腹度高し。

個人的な絶対お薦めはカツカレー
キャベツとご飯とカツに、やや辛めの黒カレーのハーモニーが絶品。
ちょっと辛いのは苦手な人には、生卵のオプションがお勧め。マイルドになります。

南海01.jpg カツカレー 700円・生卵 50円

比較的、狭い店内なので、待っている人が眼に入ると“早め飯”になりがち。
入店時間を調整してじっくり味わって欲しい。

神保町のカレー専門店激戦区でちょっとコンセプトは違うが、ぜひとも一度は食べたいカツカレー。癖になります。


何年か前、浅田次郎氏がエッセイ集『勇気凛凛ルリの色−四十肩と恋愛』(講談社文庫)で、真っ白なコック服で働く人たちの凛とした姿とカツカレーが絶品とほめていた、記憶がオジさんの脳裏に。

13年前の親本が手元あったのでちょっと引用。

「長蛇の行列をたどって店内に入ると、カウンターの中には絶対に笑わぬコックが四人、忙しく立ち働いている。無愛想なのではない。笑う余裕などないほど緊張してカレーを作っているのである。店長と覚しき人物の目付きなど、まるで鷹匠か棋士のようで、白衣の背中は旗竿でも立てたようにいつもピンと伸びている。

数十年も変らぬメニューはどれもうまいが、ことにカツカレーは一度食ったら病みつきになる。ガキ、学生、自衛官、渡世人、小説家と人生の有為転変に拘らず私が“うめえうめえ”と食い続けてきたのだからまちがいない・・・
まさしくB級グルメの鑑といえよう。」


残暑を超えた猛暑に、突入して“カツカレー、玉子”を迷いなく注文。
テーブルの前にサラリーマン風ふたり組、一人はリピーターらしく“カツカレー”を、一人は“南海デビュー”らしく迷いに迷い“チキンカツ+しょうが焼き(700円)”を注文し、大盛りにしようと同僚に相談。
リピーター氏曰く“やめなさい”の一言。

手元に届いたボリューム満点の皿を見て納得。何度も肯き完食していました。

4人掛けテーブルで3人が“カツカレー”に舌鼓。
多分、チキンカツ氏も次回は“カツカレー”を頼むに違いない。


そうそう、浅田氏の活写したコックさんは、私の記憶では現在も二人は確実に健在です。

ちなみに、浅田次郎氏の最新刊『終わらざる夏』(上・下/集英社刊)売れています。
ブログ「親分の 今週、これ読みました」参照ください。
(綾)


東京都千代田区神田神保町1-5
03-3292-0036
11:15〜16:00、16:45〜20:00、土 11:15〜20:00/日祝・休


タグ:カレー

  ※店舗情報は変更になる場合がありますので、事前にご確認のうえご利用ください。

posted by ガリーズ at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 洋食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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